建設ICTの基礎知識を解説

ここでは建設現場におけるICT技術の導入・活用・課題に関する基礎知識を解説しています。 昨今、建築・土木・電気設備などの建設現場では現場管理者、施工管理技士、職人などの人手不足により、労働時間の長期化、さらに建設業のイメージ悪化に伴う新規入職者の減少、職人の高齢化、若手離職者の増加など課題が山積しています。 その一方で、現場運営を効率化するためのICT技術は日々進化を遂げており、これらを導入することで職場環境の改善につながる様々なメリットが期待できます。BIM、CIMを筆頭に、ドローン測量、工事写真アプリ、施工管理アプリ、電子黒板アプリなど業務効率化に役立つ建設ICT関連の技術が増えてきています。 しかし、建設ICTという言葉だけが一人歩きしているのも事実です。実際の現場管理業務において、いかに活用すればメリットを享受できるのかといった基本情報が欠如しているため、導入に踏み切れない建設関係者は少なくありません。 「実際の建設現場とICT技術を繋がったものとして理解してほしい」 「意外と簡単に建設ICTは導入・活用できると知ってほしい」 ——そんな想いから、ここでは建設現場の基礎知識と建設ICTの基礎知識を解説していきたいと思います。随時項目を追加していきますので、よろしくお願いいたします。