機能アップデート

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2023-02-14   プレスリリース 機能アップデート

杭検査支援で躯体工事に対する支援を強化

~建設BPO機能で数百枚の黒板準備時間をゼロに~

建設・土木の生産支援クラウド「Photoruction(フォトラクション)」の開発および運営を行う株式会社フォトラクション(本社:東京都中央区、代表取締役CEO:中島貴春、以下「フォトラクション」)は、Photoructionの建設BPO機能を用いた杭検査支援をリリースし、配筋検査に続く躯体工事に関わる支援を強化いたしました。その効果として、施工管理に必要な数百枚にのぼる工事黒板の準備が不要となるため、技術者が品質管理により多くの時間を費やすことができるようになることで建物自体の品質向上の実現が期待されます。

<杭検査支援追加の背景>
建設業界の工事は大きく分けて「躯体工事」「仕上工事」の2つに分かれます。その中でも建物の品質に大きく影響する躯体工事は品質管理が特に大切になることから、多くの時間をかけて検査を行う必要があります。躯体工事の中でも杭工事検査の場合は、施工の手順や打設位置により数百枚に及ぶ黒板を現場で作成した上で写真撮影を行い、後に整理し書類化することで施工品質を管理していることから、技術者はその事前準備や報告書作成に多くの時間を要しています。黒板作成や図面設定を建設BPOで行い、オールインワン建設クラウドのPhotoructionを活用することで、技術者が建物の品質管理に集中できる環境を提供したいと考え、杭検査支援サービスをリリースいたしました。

<杭検査支援機能の特徴>
■数百枚の黒板を事前登録
構造図(杭Noや杭状図、杭リストなど記載)から必要な黒板を自動で読み取り、杭リストや手順に合わせた大量の黒板を事前に作成することが可能です。事前に作成した黒板はモバイルアプリからいつでも呼び出すことが出来ます。

■手順ごとの黒板設定で撮り忘れ防止
黒板を設定した検査ピンを図面に記載されている杭ナンバーの箇所に配置します。同じ箇所に複数の黒板を設定できるため、打設時の作業手順に従い検査ピンを作成できます。

■現場の進捗が一目でわかる
作業終了後に設定した検査ピンのステータスを「完了」にすることで、関係者は場所や時間を問わずリアルタイムに現場の進捗を確認することができます。

<Photoructionの建設BPO>
建設BPOはPhotoructionから建設業のビジネスプロセス(作業)を選択し利用することができる、クラウド型のBPOサービスです。 工事現場からノンコア業務を解放し生産性向上を実現するとともに、生産データの蓄積を促進します。

【建設業向け生産支援クラウドサービス Photoruction について】
Photoructionは、生産性と品質向上を目的とした建設業向け生産支援クラウドサービスです。現在、ゼネコンの工事現場をはじめ、専門工事会社、設計事務所など、200,000件以上の工事現場で利用されています。建設業界は、現場業務や報告書作成が未だに紙を中心に行われており、非効率な業務が多いという課題があります。
Photoructionは、データ整理や資料作成などの煩雑になりがちな業務を効率化し、業務時間の削減や生産性の向上を実現いたします。

【株式会社フォトラクションについて】
「建設の世界を限りなくスマートにする」といったミッションのもと、建設業向けの生産性向上サービスPhotoructionの開発を行なっています。建設現場における写真や図面などを効率的に管理するアプリケーションおよび、工事の事前準備やデータ入力などをサポートするアウトソーシング(建設BPO)の仕組みをクラウド経由で提供いたします。