2019-03-29  プレスリリース

建設・土木の生産支援クラウド『Photoruction』、利用現場数が25,000件を突破 – 機能拡張・サポート体制強化のため既存株主を引受先とする第三者割当増資を実施 –

2019年3月29日
株式会社フォトラクション

 

株式会社フォトラクション(本社:東京都中央区、代表取締役:中島 貴春)は、運営する建設・土木の生産支援クラウド『Photoruction(フォトラクション)』の利用現場数が25,000件を突破したことをお知らせいたします。

 

また、既存株主であるジェネシア・ベンチャーズ(本社:東京都港区、代表取締役:田島 聡一)、SMBCベンチャーキャピタル(本社:東京都中央区、代表取締役:石橋 達史)、みずほキャピタル(本社:東京都千代田区、代表取締役:齊藤 肇)を引受先とする約1億円の第三者割当増資の実施により、更なる機能拡張を図るとともに、サポート体制を強化することで、より一層のユーザー体験の向上に努めてまいります。

 

建築・土木の生産支援クラウド

 

 

■『Photoruction』概要

当社が2017年11月より提供している建設・土木向け生産支援クラウド『Photoruction』は、ゼネコンの工事現場をはじめ、より専門的な工事を行うサブコン、デザインを担当とする設計事務所、戸建てやリフォームを中心とする工務店、その他不動産事業者等の幅広い分野でご利用いただき、累計の利用現場数は、大成建設株式会社、矢作建設工業株式会社、シービーアールイー株式会社、株式会社ラックランドなどの大手を含めて25,000件に到達しました。

 

建設業の生産プロセスには、建物を建てる「施工」フェーズに加え、要件定義や基本設計を行う「設計」フェーズ、積算・見積・発注を行う「調達」フェーズが存在していますが、これまで『Photoruction』では、「施工」フェーズに注力し、機能提供してまいりました。

 

その結果、データ整理や資料作成といった煩雑になりがちな業務において、大幅な業務時間削減・生産性の大幅な向上を実現することができました。
※:資料管理コストが1/10に削減、従業員一人当たり月9時間以上の業務時間削減など(共に実測値)

 

Photoruction導入実績(一部)

 

■今後の展開について

建設産業では、現場業務や報告書作成が未だに紙を中心に行われており、非効率な部分が多いだけでなく、生産情報をデータとして蓄積・活用していくことが難しいといった現状があります。また、従事者全体の高齢化に加え、今後10年間で100万人以上の労働者不足が予測されており、上流工程を含むプロセス全体においてデータを用いたナレッジの伝承や生産性向上が非常に重要な課題となっています。

 

当社は、これまで注力してきた「施工」フェーズだけでなく、上流工程である「設計」や「調達」のフェーズへと対応可能な業務範囲を拡大し、「施工支援クラウド」「設計支援クラウド」「調達支援クラウド」の3サービスを展開してまいります(下図)。加えて、当社が開発した産業特化AIエンジンである『Aoz Cloud (アオズクラウド)』による蓄積したデータの活用、各種外部サービスと連携等と併せてサービス全体の充実を図っていくことで、建設業の課題解決やデジタル化に貢献してまいります。

 

Photoructionロードマップ

 

■会社概要

会社名:株式会社フォトラクション
代表取締役:中島 貴春
設立:2016年3月14日
所在地:〒103-0015 東京都中央区日本橋箱崎町10-2 ACN日本橋ビル5階
資本金:201,000,000 円(準備金含む)
WEB: https://corp.photoruction.com

■本件に関する問合せ先

TEL:03-3527-3047
E-mail:pr@photoruction.com

 

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