CSPI-EXPO 建設・測量生産性向上展イベントレポート

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こんにちは。フォトクション広報室の野﨑(@Photoruction_PR)です。

今回は5月に開催された「CSPI-EXPO 建設・測量生産性向上展」についてレポートします。当日参加できなかった方や土木でも建設DXを進めていきたい方、IoT含めて建設DXを検討した方におすすめな記事です。

【目次】

  • 建設・測量生産性向上展とは
  • 展示会の様子~進化し続ける最先端技術3選~
    • 地域の安全を24時間見守る「OKIPPA」(西松建設)
    • 誰でも簡単3次元測量「OPTiM Geo Scan」(松尾建設)
    • 建築・土木の生産支援クラウドサービス「Photoruction」(フォトラクション)
  • 終わりに

建設・測量生産性向上展とは

2022年5月25日~27日まで開催された本展示会は、2018年から始まり今回で4回目の開催となります。一時はコロナの影響で延期されていましたが、今年は過去最大となる325社、1,800ブースが出展されました。

建設生産システムの各工程で日々進化している最先端の技術が搭載されているロボットやIoTが体験できたり、技術者の創造性を高め、建設現場の課題解決や生産性向上を実現する製品・サービスに出会うことができます。

引用URL:https://cspi-expo.com/

当日の模様は、CSPI-EXPO公式YouTubeチャンネルをご覧ください。

CSPI-EXPO【公式YouTube】https://www.youtube.com/channel/UCGE2JYUi6_gOGfcsHJZodtg

今回は特に注目した3つの技術をご紹介します。


展示会の様子~進化し続ける最先端技術3選~

・地域の安全を24時間見守る「OKIPPA」ー西松建設

センサボックスだけで始められる「OKIPPA」は24時間、現地の変化を監視できる監視・管理クラウドシステムです。

従来の監視システムのような電源設備や配線などが不要なので今まで設置できなかったエリアでの監視や管理が行えます。また従来品より大幅に単価や維持/運営コストをカットでき、設置するだけですぐにスタートできます。人手不足は点検の基本である「目視」の頻度を減らし範囲を狭めます。「目視点検」の限界や人手不足をカバーして、的確で経済的な「点検業務」をサポートします。

企業URL:https://www.nishimatsu.co.jp/

スマホやタブレットで測量対象物をスキャンするだけ、誰でも簡単3次元測量「OPTiM Geo Scan」ー松尾建設

LiDERセンサーと高精度位置情報を組み合わせて短時間で高精度な測量を行うことができる3次元アプリです。対象をスマホやタブレットでスキャンするだけで誰でも3次元データが取得できます。導入効果では測量作業時間を最大90%削減可能にしました。また2人で約170分で行っていた測量作業を1人で約20分で完了する事ができます。

リアルタイムに測量状況を可視化でき、特殊な技術者も不要で誰でも簡単に操作が行えます。取得したメッシュ映像データを点群絵形式でエクスポートし既存のCADソフトなどで3次元データとして確認ができたり、点群でのプレビューが可能です。

企業URL:https://www.optim.co.jp/

・建築・土木の生産支援クラウドサービス「Photoruction」ーフォトラクション

写真管理や図面管理、工程管理などをはじめとした施工管理の業務プロセスを全体を一気通貫で効率化できるオールインワンのアプリケーションです。すでに100,000現場に導入され、国内外で活用されています。代表の中島がゼネコン出身ということもあり、多機能なだけではなくサポートも重質したかゆいところに手が届くサービスを展開しています。また昨年よりAIとアウトソーシングを組み合わせた「建設BPOサービス」を提供しており、ツールだけでは解決できない隙間仕事やデスクワークもまるっとフォトラクションで解決できます。

他システムとの連携実績も豊富なので建設DXでお困りなら是非一度ご相談ください。

企業URL:https://www.photoruction.com/


終わりに

1年に一度開催されている「CSPI-EXPO 建設・測量生産性向上展」土木関係者が多く参加される展示会ですが建築との親和性も高く、特にIoTなどハードウェアをお探しの方はとても参考になると思います。

また、通常の展示会よりも様々なベンダーが連日講演やイベントを行っており、最新技術の解説を気軽に聞けるのも大きな魅力です。

来年は皆さんも足を運んでみてはいかがでしょうか。

弊社では、今後も建設DXに関連するさまざまなイベントを「建設テックの知恵袋」等でご紹介予定です。最新情報は弊社Twitterアカウントでも随時発信しておりますので、よろしければフォローをお願いいたします。

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