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2020-02-09   工事現場の基礎知識

施工管理の仕事内容どんなもの?仕事内容や資格を解説!

施工管理とは

施工管理とは、様々な工事現場において、工程管理・安全管理・品質管理・原価管理など、施工の全体を管理することです。

施工管理の仕事内容とは

施工管理の主な仕事は、上に述べた4大管理の他、書類作成などのデスクワークや業者との打合せ、技術者の指導など多岐にわたります。大規模な工事になるほど、多くの人が関わり、工程も複雑化するため、全体をまとめる施工管理が非常に重要になります。広い視野で俯瞰的に判断し、臨機応変な対応力が求められます。

4大管理

「工程管理・安全管理・品質管理・原価管理」の4つの管理を4大管理と言います。これらは工事をスムーズに進行し成功させる上で非常に重要なポイントです。

・工程管理:
工事の作業スケジュールを管理するのはもちろんのこと、工事に必要な重機や職人の数なども調整します。
・安全管理:
現場の作業員たちに事故がないように安全面を整備します。
・品質管理:
質の高い建物を造るために、必要な材料や求められている品質基準を管理します。
・原価管理:
工事が予算内に収まるように、人件費や材料費といった経費を管理します。

『施工管理』と『現場監督』の違い

「施工管理」は、工事に関わるもの全てを管理するのに対し、現場での指揮や現場の管理を中心に行うのが「現場監督」です。しかし、二つの間に明確な違いはなく、実際には施工管理者と現場監督を兼任している場合が多いです。

施工管理の平均年収は

施工管理の平均年収は、会社や業種によって差はありますが一般的には「400~500万円台」です。また、資格の有無によっても年収は変わってくるので、収入アップのためには資格取得が不可欠と言えるでしょう。

施工管理技士とは

国家資格である「施工管理技士」には、専門分野に応じて7つの資格が存在します。

・建築施工管理技士:
建築工事の施工管理を行う技術者の資格
・土木施工管理技士:
インフラ設備を中心とした土木工事の施工管理を行う技術者の資格
・建設機械施工技士:
建設現場において、各種建設機械を使って工事を行う現場の施工管理をする技術者の資格
・管工事施工管理技士:
冷暖房設備や空調設備、上下水道配管設備などの配管工事の施工管理を行う技術者の資格
・造園施工管理技士:
公園や庭園、道路緑化工事などの造園工事の施工管理を行う技術者の資格
・電気工事施工管理技士:
照明や信号、送電設備などの様々な電気設備工事の施工管理を行う技術者の資格
・電気通信工事施工管理技士:
有線・無線LANの設置や、モバイル通信用の基地局の設置といった電気通信工事の施工管理を行う技術者の資格

施工管理技士 受験資格

施工管理技士の受験資格は、実務経験年数が必須となります。必要な年数は最終学歴によって異なるので確認が必要です。受験に際して虚偽の申告を行った場合は受験停止や資格の取り消し処分となります。

 

学歴 指定学科卒業後 指定学科意外卒業後
大学 専門学校「高度専門士」 3年以上 4年6ヶ月以上
短期大学
高等専門学校
専門学校「専門士」
5年以上 7年6ヶ月以上
高等学校
中等専門学校
専門学校(「高度専門」「専門士」を除く)
10年以上 11年6ヶ月以上
その他 15年以上

※上記実務経験年数の内、1年以上の指導監督的実務経験年数が必須です。

学歴 指定学科卒業後 指定学科意外卒業後
大学 専門学校「高度専門士」 1年以上 1年6ヶ月以上
短期大学
高等専門学校
専門学校「専門士」
2年以上 3年以上
高等学校
中等専門学校
専門学校(「高度専門」「専門士」を除く)
3年以上 4年6ヶ月以上(*1)
その他 8年以上

※一級建築士合格者は、1級・2級建築施工管理技士において所定の実務経験を満たせば学科試験が免除になります。
※二級建築士に合格後、5年以上の実務経験で1級建築施工管理技士を受験することが可能となりますが、初受験の場合は学科試験からの受験が必要です。

施工管理技士 難易度


*出典:セカコン マガジン.https://sekoukanri.info/know/696/

上記表から分かるように、過去7年間の1級建築施工管理技士の学科試験の平均合格率が43%で、実地試験の平均合格率が39%と、どちらも50%に満たない合格率であることがわかります。

学科・実地ともにストレートで合格された方の人割合は公表されていないため、正確な数字はわかりませんが、概数を計算すると以下のようになります。

1級建築施工管理技士(平成30年度)の場合
【学科試験合格者36.6%×実地試験合格者37.1%≒13.6%】

すなわち、概算ではありますが、1級建築施工管理技士にストレート合格したのは全体のわずか13%ほど、おおよそ7~8人に1人という計算となります。
決して簡単な試験でないことはイメージできると思います。

施工管理技士 過去問

・一般財団法人建設業振興基金
http://www.fcip-shiken.jp/about/kako.html
・施工管理技士の資格試験情報サイト セコカンマガジン

施工管理技士・過去問題一覧

施工管理技能士を助ける施工管理アプリ

施工管理技士は、多岐にわたって様々なことを管理しなければいけないため業務が膨大になりがち。膨大な業務量に悩まされている方に使ってほしいのが便利な施工管理アプリです。

・ダンドール 福井コンピューター
工程管理 資機材搬入と揚重管理用ができるサービス。東急建設との共同開発
▶HP  http://const.fukuicompu.co.jp/products/dandall/index.html
▶料金 お問い合わせ

・GaudiPM
▶HP  https://appadvice.com/app/gaudi-for-supervisor/1191685798
▶料金 お問い合わせ

・Patpro
▶HP  https://www.mti-osk.com/PatPro.html
▶料金  ソフトプロテクト版 1セット \43,000円(税抜) 【標準価格:92,000円(税抜) 】

・工程’s
工程管理 従来からの工程設計者の試行を妨げることなく、多角的な視点から最善の工程設計を行うことを可能にするツールです。
▶HP  https://www.webi.co.jp/management/product/kouteizu/
▶料金  お問い合わせ

・Photoruction
「Photoruction」は、写真や図面から、工程管理、検査、タスク管理まで網羅したオールインワンの建設アプリです。セキュリティオプションも充実しているので安全面が心配な方でも安心して利用できます。
▶HP https://www.photoruction.com/
▶料金 初期費用なし・¥3,980/月(1ユーザー)~

施工管理まとめ

施工管理は、工事が予定通りに安全に終えられるよう、工事全体を管理し取りまとめる重要な役割です。その仕事内容は多岐にわたり、ときには膨大な業務量になります。だからこそ、施工管理アプリを用いて効率的に業務をこなすことが重要になってきます。用途や目的に合わせて、適切なアプリを選び、日々の業務に役立てていきましょう。

2020-02-09   工事現場の基礎知識

気になる電子小黒板。工事現場に普及する理由とは?オススメのアプリ徹底比較!

工事黒板とは、工事写真を撮影する際に置く、工事の詳細(工事名・撮影日・立会者・工種・施工状況など)を記した小黒板のことです。工事黒板には、写真だけでは説明できない情報を補う役割があります。

工事黒板とは?

工事黒板とは、工事写真を撮影する際に置く、工事の詳細(工事名・撮影日・立会者・工種・施工状況など)を記した小黒板のことです。工事黒板には、写真だけでは説明できない情報を補う役割があります。

電子小黒板とは?工事黒板との違いは?

電子小黒板とは、従来の工事黒板をデジタル化したものです。専用のアプリやソフトをインストールすると、工事写真を撮影する際に、デジタルの黒板を挿入することが可能になります。入力や編集もスマートフォンやタブレット一台でできるので、従来のように重い黒板やチョークをいくつも持ち歩く必要はありません。

電子小黒板の導入メリット

電子小黒板を導入する一番のメリットは、作業時間の短縮です。電子小黒板機能のあるアプリを使用することで、大幅に時間がかかっていた工事写真の撮影から台帳の作成・提出までを、一貫して行うことができるため、作業時間はもちろんのこと、人的コストの削減にも繋がります。

電子小黒板アプリと従来の方式の比較

工事写真の撮影から管理までにどのくらいの時間がかかるのかを、電子小黒板アプリと従来の方法を比較してみました。

従来の撮影方法 電子小黒板を利用した撮影
撮影準備工程 約30分 約20分
工事写真撮影工程 約60分 約5分
工事写真管理工程 約90分 約10分
合計 約180分 約35分

*自社調べ

このように、電子小黒板アプリを使用することで、約四分の一の時間で作業が完結することが分かります。

大量の黒板を簡単に準備できる

電子小黒板は、事前にアプリ内にたくさんの黒板を作成しておくことが可能です。そのうえ、黒板の情報を保存しておけるので、同一の工事情報は簡単に複製することができます。従来のように大量の黒板を持ち運び、工事ごとに書き直すといった手間も省けます。

1人でできる工事写真撮影

従来は工事写真を撮影するのに、複数の小黒板を持ち歩く・撮影の度に黒板を書き直す・場合によっては撮影する際に黒板を手で持つ、などの理由から、複数人の労力が必要でした。電子小黒板を使うことで、一人で工事写真を撮影することができるので、この労力を削減することができます。

撮影写真を自動で整理・台帳保存

電子小黒板で撮影した写真のデータは自動で整理され、台帳も自動で作成されるので、従来のように人力で整理・作成する手間が省け、時間短縮・人件費削減に繋がります。

電子小黒板導入の注意点

大変便利な電子小黒板ですが、導入する際は以下の二点に注意が必要です。
・電子小黒板の採用が難しい現場があること
・必ず国土交通省認可のアプリを導入すること

電子小黒板の導入が難しい現場

電子小黒板はカメラではなく、あくまでスマートフォンやタブレットといった端末を使用するため、高度なカメラ性能が求められる場面での撮影が難しい場合があります。
例えば、トンネルなど十分な照明が確保できない場所では鮮明な写真撮影が難しく、多湿や粉塵は端末故障の原因になります。

国土交通省に認可されているかどうか

電子小黒板アプリを選ぶ際は、国土交通省に認可されているかどうかが重要です。認可されているアプリでは、画像編集ができない仕様になっているため、写真の改ざんを疑われることがなくなり、従来のようにデジカメで撮影した写真と同様の信頼性を担保できます。

電子小黒板 ソフト/アプリ比較

とっても便利な電子小黒板アプリですが、どのアプリを使えば良いか分からない…といった方も多いはず。そんな皆さんのために、おすすめの工事写真アプリを5つ紹介します。

2.蔵衛門工事黒板

5万件を超える現場に導入されてきた、導入実績1位の「蔵衛門」。どのような環境でも安心して使うことができるよう、防塵・防水ボディに耐衝撃ケースを装備した専用タブレットを使用します。

参照:PR Times:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000057.000001288.html

▶HP https://www.kuraemon.com/

▶レビュー ★★★★★ 4.7(2,444件の評価)http://u0u1.net/YVZb

▶主な機能 ・電子小黒板作成
・電子小黒板の豆図描画
・電子黒板付き工事写真撮影
・工事写真の自動整理
・工事台帳の自動作成
・台帳のExcel、PDF納品版作成
・クラウド上での閲覧、編集
・写真の電子納品出力
・JACICの改竄チェック機能
・国土交通省認可

▶料金 ・30日間無料体験
・有料版 ¥79,800/1台~

5.Photoruction

「Photoruction」の魅力は工事写真だけでなく、図面や書類なども一元管理できる機能の多さ。また、機密情報の暗号化ISO27001、二段階認証などセキュリティ面も徹底されています。

▶HP https://www.photoruction.com/

▶レビュー ★★★★☆ 4.2(37件の評価)http://u0u1.net/LVie

▶主な機能 ・電子小黒板作成
・電子小黒板の豆図描画
・写真の自動整理
・電子黒板付き工事写真撮影
・工事写真の自動整理
・工事台帳の自動作成
・TODOリスト作成
・台帳のExcel、PDF納品版作成
・クラウド上での閲覧、編集
・写真の電子納品出力
・JACICの改竄チェック機能
・国土交通省認可
・オフライン対応

▶料金 ・30日間無料体験
・有料版 ¥3,980/月/人 ~

4.電子小黒板PhotoManager

▶HP https://www.wise.co.jp/quickproject/pmm/

▶レビュー ★★★☆☆ 3.0(73件の評価)http://u0u1.net/0J43

▶主な機能 ・電子小黒板作成
・電子小黒板の豆図描画
・電子黒板付き工事写真撮影
・工事写真の自動整理
・クラウド上での写真閲覧
・工事台帳の自動作成
・台帳のExcel、PDF納品版作成
・写真の電子納品出力
・JACICの改竄チェック機能
・国土交通省認可

▶料金 ・無料体験1年間
・有料版 ¥9800

3.現場DEカメラ

「現場DEカメラ」の最大の魅力は電子小黒板の種類が豊富なこと。9種類の黒板から用途に合った黒板を選択できます。

▶HP http://www.genba21.com/genbadecamera/

▶レビュー ★★★☆☆ 2.6(30件の評価)http://u0u1.net/iEBv

▶主な機能 ・電子小黒板作成
・電子小黒板カスタマイズ
・黒板への図面貼り付け機能
・電子小黒板の豆図描画
・工事写真の自動整理
・工事写真の位置情報添付
・工事台帳の自動作成
・台帳のExcel納品版作成

▶料金 ・基本機能は無料
・有料版、現場DEカメラPRO(¥3,000)

1.工事写真

「工事写真」は、世界で初めてリリースされた工事写真アプリです。

▶HP http://www.booth-web.com/app/kojishashin/

▶レビュー ★★☆☆☆ 1.6(63件の評価)http://u0u1.net/ZC4z

▶主な機能 ・工事写真の撮影
・写真の自動整理、自動バックアップ保存
・電子小黒板作成
・国土交通省認可

▶料金 ・基本機能は無料
・その他課金制
例)写真のバックアップサーバーへの保存:¥250~/1GB/30日間

工事小黒板のまとめ

2019-10-28   工事現場の基礎知識

工事管理に必須!工事台帳の見本、テンプレート、おすすめソフトとは?

「工事台帳」を記入することは、各工事を適切に管理・進行していくために欠かせないことです。しかし実際はとても手間のかかる業務ではないでしょうか?工事台帳の作り方を工夫することで、この手間が省け作業効率がぐんとアップします。

工事台帳の目的から、見本やおすすめのソフトまでご紹介していきます。

工事別の原価を集計する工事台帳とは?

工事台帳とは、各工事の原価を集計する台帳のことで、工事ごとの取引明細が全て記録されています。工事台帳を作成することで、原価計算が明白になり、進捗状況の把握や提出書類の作成が容易になります。工事台帳は経営事項審査で提示が必要になるため、必ず記録をつけましょう。

工事台帳の目的とは?

工事台帳には工事ごとの進捗管理をしたり、収支内容や利益率、経営状況を把握したりするといった目的があります。工事の必要経費を管理する工事台帳は、収支内容を確認しながら利益率を把握できるので、経営判断に役立ちます。

工事台帳 書き方

工事台帳はエクセルやアプリを使って作成でき、工事ごとの取引明細を明記します。工事原価明細書では、工事ごとに「材料費、労務費、外注費、経費」を記載します。

材料費

工事の材料の仕入れにかかった費用(引取運賃含む)のことです。

労務費

自社が雇用する作業員の給与、賃金、手当などのことです。あくまで建設作業に従事する職員のみで、事務所の事務員などは含まれません。

外注費

自社が直接雇用していない下請業者や外注業者の作業員に支払う費用のことです。

経費

上記に該当しない経費のことで、事務員の給与や現場の光熱費、建設機械の使用料などが含まれます。

工事台帳をエクセルで代用することも

工事台帳はエクセルを使用することで無料で作成することができます。この場合、あらかじめマスターシートに工事名などを入力しておくと、その後の入力が楽になります。また、合計金額などを算出するときは、うまくシートを使い分けてことも大切です。

工事台帳 フリーソフト

専用のソフトを使って工事台帳を管理するのは非常に効果的です。初めてソフトを使用する方や、何を使えば良いかわからないといった方でも試しやすい、無料で使えるソフトを一覧で紹介します。

工事台帳 フリーソフト おすすめ一覧

・Everything
高速ファイル検索ソフト「Everything」は、保存された大量のファイルの中から検索条件に該当するファイルを瞬時に検索することができます。
▶ダウンロード詳細 https://www.voidtools.com/

・工事成績マネージャ
「工事成績マネージャ」は、国土交通省発注工事の採点要領に沿って、「順算」(工事成績の算出)と「逆算」(項目別評価を逆算)のシミュレーションができます。フリー版と¥9,800の有料版もあります。
▶ダウンロード詳細 https://www.wise.co.jp/kojiseiseki/

・QuickProjectシリーズ
「QuickProjectシリーズ」は、工事写真管理や電子納品、出来形管理書類作成など複数の機能が入っており、必要なソフトを選んでインストールすることができます。インストールから一年間は全ての機能を無料で使うことができ、期限を過ぎると一部の機能が使えなくなるので注意が必要です。
▶ダウンロード詳細 https://www.wise.co.jp/download/download.htm#qpfree

・iDempiere
「iDempiere」は、多くの業務管理機能を提供しているだけでなく、業務アプリケーションの開発フレームワークとしての機能もあります。オープンソースで提供されているため、自社の用途に合わせて、自由に修正・改良することができます。
▶ダウンロード詳細 https://www.compiere-distribution-lab.net/idempiere-lab/

工事台帳まとめ

いかがだったでしょうか。工事台帳の導入に際して、まずはエクセルなどで代用した上で、システムを検討してみても良いかもしれません。

2019-10-28   工事現場の基礎知識

絶対に失敗しない工事写真アプリの選び方!

工事写真は、工事が設計図に基づいて計画通りに施工されたことを示す記録です。工事写真の撮影・管理にはある程度の知識が必要です。工事写真の撮り方から管理方法、工事写真台帳作成におすすめのアプリまで盛りだくさんで紹介します。

工事写真の撮り方

工事写真は工事の精度を検証し担保する資料のため、工事の全期間にわたって適宜撮影する必要があります。「いつ・どこで・誰が・何を・何のために・どのように」を明白にし、客観的な立場から誰が見ても分かりやすい写真を撮ることが大切です。前もって撮影するタイミングや場所などを把握しておき、撮影責任者を明確にしておきましょう。 撮影は被写体に平行または直角に撮影し、同一箇所で施工の各段階を撮影する場合は同一位置、同一方向、同一角度から撮影する。全景写真の場合は同一地点から撮影する。

工事写真の撮り方 国土交通省

デジタル写真の管理・提出には、国土交通省が定める「デジタル写真管理情報基準」に従う必要があります。ファイル形式やファイル名、有効画素数などが定められています。また、「写真の信憑性を考慮し、写真編集は認めない」と規定されていて、一切の編集・加工は認められていません。

黒板を活用した工事写真の撮り方

証拠としての役割がある工事写真に、5W1Hを補う「黒板」は必要不可欠です。客観的に分かりやすいアングルで撮影し、必要に応じて添尺をして情報を補いましょう。

工事写真での黒板の書き方

黒板を正確に書くことで、工事の目的を確認し写真撮影のポイントを明確にすることができます。現場では何種類もの黒板が必要なため、黒板は複数持っていき、各現場ごとに適切に書き直しましょう。一般的な工事用黒板で記載することをまとめてみました。
・工事名、工種(何を)
・撮影日(いつ)
・立会者、確認者、請負業者名(誰が)
・撮影箇所、位置(どこで)
・施工状況(どのように)
・形状寸法、撮影内容(何のために)

工事写真の撮り方 本の紹介

工事写真の撮り方に関する書籍は複数出版されています。中でも、国土交通省が監修した「工事写真の撮り方 建築編」は、工事写真の撮り方の解説書として知られる一冊です。

「営繕工事写真撮影要領(平成24年度版)・同解説 工事写真の撮り方 建築編」

出典: 平成25年3月27日 初版
監修 国土交通省大臣官房官庁営繕部
編集 一般社団法人 公共建築協会
発行 一般財団法人 地域開発研究所

工事写真台帳とは

工事写真台帳とは、撮りためた工事写真をまとめたアルバムのことです。

工事写真台帳の見本

工事写真台帳の作り方

工事写真台帳は、Excelやソフトを使用して作成されることが多いです。表紙・背表紙には「工事完成年度・工事名・工期・受注者名・分冊数 等」を明記します。中は工事の設計書順あるいは工程順で並べるのが一般的です。

工事写真、工事黒板、工事写真台帳の関係性

工事写真は、施工状況の記録と完成後の出来形確認資料という二つの役割があります。しかし、写真だけに必要な情報を全て記録するのは不可能です。写真に撮れていない情報、誰が立ち会ったのか、どのような施工だったのか、などを文字で補うのが黒板です。そして、これらの工事写真を整理し、工事写真台帳にまとめて初めて完成になります。

工事写真アプリの導入で作業効率できる3つのポイント

工事写真業務はエクセルや紙での運用もできますが、工事写真アプリを導入することで、作業効率を大幅に向上させることができます。その三つのポイントを説明します。

デジカメ不要!スマホかタブレットで完結する業務

工事写真アプリを使えば、デジカメはもう必要ありません。スマホかタブレットのみを持ち歩けば良いので、デジカメだけでなく、その他たくさんの荷物を運ぶ必要がなくなります。

黒板を何種類も持って歩かなくても良い

工事写真アプリの電子小黒板機能によって、あらかじめ黒板何枚も保存しておけるので、従来のように、現場ごとに黒板を書き換える手間が省けます。
また、全ての工事写真アプリにおいて、保存できる黒板の数には限りがありません。必要な分を何枚でも保存しておくことが可能です。

写真が自動で整理かつ写真台帳まで作成される

撮影した工事写真は、工事写真アプリで「日付」や「工種」などによって自動的に整理され、さらに写真台帳も自動で作成されます。そのため、作業時間が大幅に短縮されると同時に、入力間違えといった人的ミスの削減にも繋がります。

工事写真と工事写真台帳 ソフト/アプリ

とっても便利な工事写真アプリですが、どのアプリを使えば良いか分からない…といった方も多いはず。そんな皆さんのために、おすすめの工事写真アプリを5つ紹介します。

2.蔵衛門工事黒板

5万件を超える現場に導入されてきた、導入実績1位の「蔵衛門」。どのような環境でも安心して使うことができるよう、防塵・防水ボディに耐衝撃ケースを装備した専用タブレットを使用します。

参照:PR Times:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000057.000001288.html

▶HP https://www.kuraemon.com/

▶レビュー ★★★★★ 4.7(2,444件の評価)http://u0u1.net/YVZb

▶主な機能 ・電子小黒板作成
・電子小黒板の豆図描画
・電子黒板付き工事写真撮影
・工事写真の自動整理
・工事台帳の自動作成
・台帳のExcel、PDF納品版作成
・クラウド上での閲覧、編集
・写真の電子納品出力
・JACICの改竄チェック機能
・国土交通省認可

▶料金 ・30日間無料体験
・有料版 ¥79,800/1台~

5.Photoruction

「Photoruction」の魅力は工事写真だけでなく、図面や書類なども一元管理できる機能の多さ。また、機密情報の暗号化ISO27001、二段階認証などセキュリティ面も徹底されています。

▶HP https://www.photoruction.com/

▶レビュー ★★★★☆ 4.2(37件の評価)http://u0u1.net/LVie

▶主な機能 ・電子小黒板作成
・電子小黒板の豆図描画
・写真の自動整理
・電子黒板付き工事写真撮影
・工事写真の自動整理
・工事台帳の自動作成
・TODOリスト作成
・台帳のExcel、PDF納品版作成
・クラウド上での閲覧、編集
・写真の電子納品出力
・JACICの改竄チェック機能
・国土交通省認可
・オフライン対応

▶料金 ・30日間無料体験
・有料版 ¥3,980/月/人 + ¥980/月/プロジェクト ~

4.電子小黒板PhotoManager

▶HP https://www.wise.co.jp/quickproject/pmm/

▶レビュー ★★★☆☆ 3.0(73件の評価)http://u0u1.net/0J43

▶主な機能 ・電子小黒板作成
・電子小黒板の豆図描画
・電子黒板付き工事写真撮影
・工事写真の自動整理
・クラウド上での写真閲覧
・工事台帳の自動作成
・台帳のExcel、PDF納品版作成
・写真の電子納品出力
・JACICの改竄チェック機能
・国土交通省認可

▶料金 ・無料体験1年間
・有料版 ¥9800

3.現場DEカメラ

「現場DEカメラ」の最大の魅力は電子小黒板の種類が豊富なこと。9種類の黒板から用途に合った黒板を選択できます。

▶HP http://www.genba21.com/genbadecamera/

▶レビュー ★★★☆☆ 2.6(30件の評価)http://u0u1.net/iEBv

▶主な機能 ・電子小黒板作成
・電子小黒板カスタマイズ
・黒板への図面貼り付け機能
・電子小黒板の豆図描画
・工事写真の自動整理
・工事写真の位置情報添付
・工事台帳の自動作成
・台帳のExcel納品版作成

▶料金 ・基本機能は無料
・有料版、現場DEカメラPRO(¥3,000)

1.工事写真

「工事写真」は、世界で初めてリリースされた工事写真アプリです。

▶HP http://www.booth-web.com/app/kojishashin/

▶レビュー ★★☆☆☆ 1.6(63件の評価)http://u0u1.net/ZC4z

▶主な機能 ・工事写真の撮影
・写真の自動整理、自動バックアップ保存
・電子小黒板作成
・国土交通省認可

▶料金 ・基本機能は無料
・その他課金制
例)写真のバックアップサーバーへの保存:¥250~/1GB/30日間

まとめ

いかがだったでしょうか?ITは難しいという意見も多いですが、工事現場の生産性向上のために積極的にチャレンジしてみてはいかがでしょう。

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